表紙のつくり方02

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    今回も表紙画像のつくりかたなんですが、写真を加工したりして表紙をつくる方法を書いてみます。
    思いどおりの風景、というのは、見つけるのも大変で、見つけても思ったとおりに撮影するのは至難の業ではないかと。
    ですが表紙に使いたいアイテムが決まっているようなら、なんとかつくることができたりします。


    こちらは以前発行しました「他人のいたみ」の表紙です。



    こちらの画像はiPhoneで撮影し、それをアプリで加工したものを使用しています。







    使用アプリはこちらのWaterlogue。画像を水彩風に加工してくれるものです。



    拾った包丁を隠し持ち、いつか誰かを傷つけたい、と考えている主人公のお話。
    なのでそのまま包丁を撮影しました。

    台所に紙を敷き包丁を置いて撮った写真を加工し、上部を削除して使用しました。


    こちらも以前発行しました「うがたれざるもの」。



    こちらはアプリを削除してしまって使ったものがわからなくっているのですが、コントラストをいじることのできるものを使用した……はずです。



    こちらはクトゥルフ神話もので、拷問シーンがあるためちょっとグロっぽい表紙を目指しました。
    これは玄関の三和土のコンクリートにノコギリを置き、撮った写真を加工したものです。
    一度の加工では効果が弱く、何回も変換ボタンを連打しました。

    元画像が残っていないのですが、粗くした画像にブラシで赤を乗せていき、表紙に使用しました。


    いずれもスマートフォン内で加工した画像をメールに添付してPCに送り、そこからはPhotoshopで作業しました。
    すでにトンボなど表紙やカバーをつくるためのテンプレートを用意してあるので、流れ作業に入るような感じです。
    どちらも自家製本で、私の場合自家製本時はたいてい切羽詰まってたりします。
    イベント直前の迷っている余裕がない状況です。
    そういうときは「どんな表紙にしようかな〜」ではなく、「これをつくる」と最初から決めていることが多いです。

    画像加工アプリはたくさんありますし、たぶんほかにも色々な加工ができるのではないでしょうか。
    便利な世のなか……!




    ちなみにこちらは時間がないあまりにPhotoshop上で一発描きして入稿したものです。
    下半分くらいの色味の違う部分には帯が巻いてあります。
    帯は後からつくれたので時間的にゆとりはありましたが、表紙の一発描きの時点でこういうものを、と決めていました。


    スマートフォンのアプリが色々できて便利なので、移動中などにも作業ができてすごいというかなんというか!
    私ももっと勉強して、色々できるようになりたいです。

    だらっと書いた状態ではありますが、おつきあいくださりありがとうございました!

    表紙のつくり方

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      イベントに参加したときに、何度かスペースにいらしたかたに「どうやって表紙をつくってるんですか」と訊かれたことがあります。
      そんなに頻度は高くありませんが、ぽつぽつ尋ねられる方がいらっしゃったので、自己流ですがどんな感じにつくってるか書いてみようかと思います。


      サンプルとして使うのは、5月に発行した「うそつき、祈祷師になる」。
      こちらの告知もろくにしていなかったので、それも兼ねて。
      他人には聞こえない声やものが見える兄弟のお話。
      創作文芸見本市happy readeingさんに登録したあらすじは、
      『おさないころは兄とふたり、他人には見えないものを共有していた。
      ひとり成長したセンは、自分の特異な資質を誰にも打ち明けずにいた。
      やがて見合い話が舞いこみ有頂天になるものの、先方の家にはよくない噂とべったり張りつく黒いものがいて……』

      今回は使用したソフトはコミックスタジオ、Photoshopです。
      使用したトンボは以前イラストレーターでつくったものを流用しています。
      (イラストレーターの機能で、簡単にトンボをつくれたりします)


      ちなみに、でき上がった表紙+帯はこんな感じ(表1部分)。




      今回使用した画像は自作のもの。
      イラストを誰かにお願いすることもありますし、写真を加工することもあります。
      今回原稿作成中のイメージとして、当初は主人公の少年が緑の平地で後ろ姿を見せて立っている、というものがありました。
      ですが原稿を書き終わるころには、少年より少年を後押しする風(が作中に出てくるので)の象徴的なものにしよう、と考えが変わっており、鳥のシルエット画像を使おうと思いつきました。
      有償で鳥のシルエット画像を使わせてくれるサイトをまわったのですが、たくさんありすぎて正直わけがわからなくなったので、購入を断念。
      コミックスタジオとペンタブレットで描くことにしました。
      描いた画像は鳥の線画、黒一色のもので、それをPhotoshopで読み込めるpsdで出力→Photoshopに移動します。
      Photoshop上で鳥の上に模様を描き入れて色を乗せ、題字を入れました。
      題字はそのままの状態で使うとバランスが悪いことがあるので、字間を自分で調整し(自分の好みで)いじります。

      題字ですが、右がタイトルに使用した字間をいじったもの、左が打ちこんだそのままの状態です(使用フォントははんなり明朝)。
      個人の好み、といってしまうと乱暴かもしれませんが、私は字間を調整したい派です。
      文字をそのまま置いたとき、かえってバランスが悪く見えることがあったりする……と思っているからです。
      イラストを描いていただいたりするとき、やはりこちらもできる限りイラストの魅力を損ねたくありません。
      そうなると、どうしても試行錯誤することになります。
      文字の間隔ひとつでイラストの見栄えに与える影響というのがどうしてもあって、最大限に活かし合う状態にしたくなります。
      それをできているかというとできていないのですが、できるだけよい状態に持っていきたいので色々といじりたおすことになり、文字の字間なども重要だなぁと思うようになった次第です。


      画像と題字の位置などが大体かたまったら、帯の位置・サイズをレイヤーで重ねて作成します。

        

      レイヤーはほんとうに便利な機能です。
      セル画のたとえがよく持ち出されるのですが、そろそろセル画がわからないひとが出てくるような……。
      これは幾層も画像を重ねて作成することができる機能です。
      表1のレイヤーを説明すると、トンボのレイヤ−→鳥の画像→文字、と上に重なっていっています。
      重ねる画像の不透明度も選択できます(色々な加工をレイヤーごとにできるので、アイデアさえあれば無限の可能性状態になります)。不透明度が高いと下の画像を透過しません(影響を受けません)。
      逆に不透明度が低いと、下の画像の影響を受けるようになります。
      画像は土台にピンクから赤に変化するグラデーションが貼ってあり、文字が乗せてある状態です。
      文字はどちらもおなじ色ですが、透過する・しないで見え方が変わります。
      こればかりは説明するよりも、実際にさわると「あー!」と理解できる機能だと思います。

      Photoshopなどは購入するには迷ってしまう価格のソフトですが(仕事で使ったりしたことが以前あり、そのため所有しています)、調べると無償で使えるソフトや、なかにはPhotoshopほど値段が高くなく手を出しやすい価格のソフトもあります。
      調べてみると面白いかもしれません。

      イラスト作成に使える画像やブラシですが、いざ表紙や本文に使用する前に、一度提供してくださる作成者・提供者の方のページを確認してみてください。
      ネット上での公開は許可していても、商業利用は許可なさっていない方もいらっしゃいます(そこに同人誌での利用が含まれるかどうかも場合によって変わりますので、やはり一度確認するに越したことはありません)。

      ちなみに表1・表4のつながった状態の画像はこちら。



      向かって右が裏表紙部分です。
      緑の草のテクスチャを貼り、あらすじを入れる四角いスペースを配置。
      色を揃えることなどが容易にできるので、お絵かきソフトは便利です。
      ちなみにこちらで使わせていただいたテクスチャも、フリー素材です。
      素材のなかには「ダウンロードしたままの状態で使うならOK」というものと「好きに手を加えていいよ」というものがあります。
      そちらも使用前に確認してみてください(素材を配布しているサイトに、権利関係等注意事項としてページが用意されていることが多いようです)。

      表1・4を並べた状態で、配置した画像や文字などの位置を調整します。
      基準になる線を引き(水色のもの)、バランスを見つつ配置を決めます。


      データができ上がったら、使用する紙に試し刷りは絶対にした方がいいです。
      いざ刷ってみたら色がうまくのらない、発色がモニタで表示されているものからかけ離れすぎている(モニタの表示通りの発色になることはまずないかと……)といったことがないかチェックしておくのを推奨したいです。

      個人の趣味でやっていることですし、総括すると大体「こんな感じかな?」くらいの気持ちでやっています。
      配置や色の選択は、見やすさや好みで決めていいと思います。
      この色が作品イメージに近い、というものが思い浮かんでいるなら、それを基軸にしていくとほかの色を置くときに決めやすくなるのではないでしょうか。
      表紙のカラーなどが与える視覚的な影響は大きいと思います。
      難しいことはさておき、見やすい見づらいくらいの感覚でいいのではないかと。見づらいものは結局絵と題字・ロゴのバランスが悪いことが多いと思います。
      色が伝える情報も大きいでしょうし、といってしまうとなんだか小難しいですが、暖色と使うと温かみがあって、寒色を使うと冷たい印象、くらいの頭でいます。
      それらを組み合わせてデザインをするとなると、急に敷居が高くなるかなぁ、と。
      「イメージを色のある状態にアウトプットする」ところに慣れないと、表紙をつくるのはちょっと手間取る作業かもしれないです。
      なにより思ったとおりのものができないかもしれません。
      表紙をつくっていてしっくりこない、というときは、何通りかつくってみるとイメージを整理できていいと思います。

      所有ソフトでできることが色々と制限されるかもしれないですが、書いた小説につける表紙をつくるのは楽しい作業です。
      今回のこの表紙は、タテ148ミリ×ヨコ400ミリの紙に刷り、カバーとして使用しました。

      つくりかたをお尋ねになった方の知りたかったことが書いた内容と合致するかはわかりませんが、こんな感じです。
      もう一回べつの表紙のつくりかたを書く予定でいますー


      追記。
      あれこれやる時間がないときは、あきらめっぽい感じのアレも大切です。

      ご無沙汰してます

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        こちらを更新していませんでしたが、ぼちぼち生きております。

        2月ティア、5月ティア文フリと参加してまいりました。
        「月に吠える」はおかげさまで完売いたしましたので、イベント売りを終了とさせていただきます。
        おそらく電子書籍にすると思います。
        5月に新刊として発行させていただきました「うそつき、祈祷師になる」ですが、ありがたいことに手元に在庫がない状態になっております。
        こちらはすこし改稿して、それから6月の北海道コミティア(委託参加)向けに再版する予定です。
        夏コミに受かっていれば、そちらに持って行けると思います。
        まだ夏のコミティアに申しこむかはわかりません……体力の底がアレなので、夏コミでスペースをいただけなかったら申しこむかもしれないような。

        とりあえず夏用の原稿はある状態なので、夏コミかコミティアか、いずれかでなにか出せると思います。

        ……という告知でありました!

        新年あけましておめでとうございます

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          明けました。
          新年です。
          おめでとうございます。
          本年度もよろしくお願いいたします。


          昨年末のコミケではお手に取ってくださった方ありがとうございました。
          新刊2種、一次創作「月に吠える」とクトゥルフ神話物「うがたれざるもの」のいずれも無事発行できました。
          「うがたれざるもの」は突発で出したものなので、コミケ直前にのんびりする時間がまったくなくなってしまうという……計画は大事。
          開場時はまったりしていましたが、しばらくすると人波がひっきりなしになって驚きました。
          いつになくのぞいてくださる方が多く、そのうえあまり寒くない場所に配置されたようで身も心も温かく過ごさせていただきました。
          既刊「いずれ早瀬もじくじくと」「いなくていいよ」「誰もほめてくれません」はイベント売り終了となります。
          ありがとうございました!

          サークル「ふぇにどら!!」さまが冬コミでクトゥルフ神話アンソロジー「妖神」を発行されたのですが、そちらに一本「ありがとう、おやすみなさい」というお話を寄稿させていただいております。
          600ページ越えというかコミケットカタログより分厚いです……いずれ通販をされるようなので、ご興味を持たれた方は是非チェックしてみてください〜

          次回参加イベントは2月のコミティアになります。
          「夏煉喧噪曲」をPRに載せていただけるようで、いまのところ新刊予定はありませんが直参させていただきます。
          コミティアの後は5月までイベント参加はありません。


          今年もあれこれ書けたらなぁと思っています。
          よろしくお願いいたしますー!

          コミケがくるぞー

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            コミケが来るってことは年末ってことです。
            大掃除の進捗いかがですか。私は年賀状もまだです。

            28日、コミケ1日目に直接参加いたします。
            下町飲酒会駄文支部ぬ18bです。
            新刊あります!



            「月に吠える」予価300円(試し読みはこちらにて
            月が消滅し、地表に届いている月光もいずれ消えてしまう。
            そんななか月光を鑑賞するツアーが流行りはじめていた。
            そのなかのひとつ、飛行船ツアーのラウンジでウェイトレスとして働くイオノンは、ひとりの少女と出会う。
            エラーと名乗る少女は「月と海のあるところへ」と願いを切り出して……。
            SFぽい短編小説です。
            表紙イラストはイトウツナシさま()(pixiv
            じつはこちらのイラストを先に拝見していて、小説書きたいですとお願いした次第です。
            11月のイベントで発行するつもりだったのですが、最初に書いたものが何故だかスプラッタ的なものになっていったので断念。
            発行をのばしておりましたが、このたび無事入稿をすませました。
            よかったー
            既刊ももろもろ持っていきますので、お気軽にお立ち寄りください。


            電子書籍にて新作の配信がはじまりました。
            「女の幽霊」300円
            彼と過ごすとき視界をちらつく女の姿があって、という日常に生じた違和感からはじまる恋愛ホラーです。
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            よろしくお願いいたします!


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            いただいた感想など!

            作品にいただいた感想など、こちらにまとめさせていただきましたー →https://t.co/u40kSQtewK

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